パオのパン生活

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2006年 07月 18日

伊勢丹の話その2

伊勢丹での話を数ヶ月前、研修生として朝6時からラストまで仕事をして、約2ヶ月で研修を終了したMに相談した。まだ次が決まらず、相変わらずの生活をしている。研修終了時、中途半端な自分に気がついたのでそのままパオで働きたいと一生懸命に伝えられたものの、次の人員は決まっていたし、夏で少し暇な時期になるので、「ok」は出せなかった。

けれど、人員的に派遣出来る人間は彼女しかいない。
「ようやくパオをあきらめて次を考え出したところなので、流れからいって半端な気がする。」
そう伝えられたものの、彼女に頼むしかない。

「次は決まったの?毎日何しているんの?」そう尋ねると、母方のおばあちゃんの具合が悪いので母親が行きっきりのため、家事をしているという。

「伊勢丹かぁ、面白そうですね。」楽しいことが好きな彼女は少し動いた。
とりあえず電話では・・・・と、直接会うことに。

夫と3人で話す。
「結局、売り上げどうこうよりも、ここまで頼まれて動けないというのは・・・・。」と
しばらく、繭にしわをよらせて、「ん~!伊勢丹かぁ、面白そうって言えば、面白そうだなぁ。」
しばらく考えて・・・・
「ん~じゃあ、この7日間だけはやりますよ。」そう答えてくれた。

尻切れな感じの終わり方をしたのに、また手伝ってくれる。
これも彼女の人柄だろう。
「パオにおいてください。」と捨てられる子犬みたいな表情でお願いされた彼女を思い出し、申し訳ない思いでいっぱいになった。

6月上旬彼女に近所の幼稚園でエコパーティで販売員をしてもらったことがあり、その時の動きの良さが今回の企画には戦力になると考えた。

まだ、先の話とはいえ、もう2ヶ月位しかない。
少ない人員で丁寧なパン作りを心かけているパオにとって、別企画な仕事を引き受けることは異例のこと。

自家製酵母と国産酵母のみでパンを焼いているので、コンスタントに量産を7日間行うという緊張感に体が締まる。

イーストもイーストフードも一切使わず、国産小麦にこだわりパンを焼く。
9月の中旬といえば、まだ残暑もきつく蒸し暑い。決してパンにいい時期とは言えない。

8年前伊勢丹本店の企画をやったのも、この時期。9月中旬から2週間休みなし。2週間で3キロやせた。焼き立てであさピックするため夫と当時のスタッフは午後2時から仕事をして、夜中に焼いて、朝6時伊勢丹のトラックに乗せた。

そして、家事をして保育園を祖父に頼んで、7時過ぎには電車で新宿に・・・
8時半には入らないと売り場が作れない。
始めは販売員の手配が不十分で自分と2人。

予算的に販売員は雇うことが出来ないので、パン好きのボランティアを募った。
すると、ぞくぞくと自分の都合のいい日にちを書いたファックスが届き、人員のローテーションを組む。スタート時かなりばたつきヘロヘロだった毎日が、2週間の後半はかなりスムーズになっていった。

しかし、3番目の息子はまだ8ヶ月。母乳で育てていたため、授乳に苦労した
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# by paomama | 2006-07-18 09:43 | 天然酵母パン
2006年 07月 13日

無塩パン

時々塩分を制限されている方から無塩パンの相談を受ける。
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# by paomama | 2006-07-13 12:34 | 天然酵母パン
2006年 07月 11日

伊勢丹の話

先日、伊勢丹の食品担当のマネージャーさんから突然の電話。
9月の7日間のイベントにぜひ出店できないかということ。

・・・伊勢丹は7年前、新宿の伊勢丹本店に2週間の企画で参加したことがあった。
夜中に焼いて、焼き立てを朝出荷という、かなりハードな生活。
当然お店もあって、両方でのこと。
2週間で3キロやせた。

さっそく、相談に来るという。

私の中では、今年に入ってお客様の流れがいい感じで、このままで充分と思っていた矢先のお話なので、お断りするつもりでいた。

月曜日の夕方、マネージャーさんがいらした。
かなり緊張した面持ち。
事務所に通すやいなや、自分の伊勢丹で経歴を話し始めた。

3年間新宿伊勢丹でパンを担当していたという。
また、食品を担当しての面白みや仕事への熱意を一生懸命に話してくれた。

彼は実家が新松戸でかつてのパオもご存知だという。
そして、こんなにもおいしいパンをぜひ伊勢丹からたくさんのお客様に伝えたいという。

1時間半、とにかくお願いされた。
「どうかお力を貸してください。」と、

私も夫もパンにハマって好きでパンを焼いていただけのこと。
何度も何度も頭をさげられるような人間でもない。
まして、伊勢丹の責任者的方に・・・・。

10年前の自分をふと考えた。
自分を見失って、生き方に迷っていた20代後半。
ボロボロになって、自己反省して落ち込んで・・・・

私は酵母を起こしてパンを焼いて癒された。
そんな昔の自分を思い出した。

大変だから断ろうと思っていた。
今のまま、すこしづづ変化するパオを楽しもうと思っていた。
けれど、ここまでお願いされると・・・・。

パンを焼き始めて11年。
新松戸に開業してちょうど丸10年。
これも何かの節目かと考えた。

たまたま、彼のご両親がパオの常連さんであった。
お母様が、パオのクロワッサンアマンドが大好きで、毎日のように買いに見えた。
そして、いつもニコニコして「アーモンドはお肌にいいのよね。」と微笑む。

毎日アマンドを焼くときお母様の顔が思い浮かび、5~6個多めに焼く。

最近は少し体調をくずし、前ほどは来ない。
けれど、ご近所ということもあり、お父様と一緒にあるいている姿に出会う。
お父様が奥様をいたわりながら歩く姿(ときどき「早くしなさい。」と声をかけている)

お二人の姿を拝見するつど、忙しい私は数年後迎える夫婦2人の生活とダブらしていた。

その息子さんに真っ赤な緊張した面持ちで何度も頭を下げられてしまったら、
「もう、よしてください。私たちはそんなたいそうな人間ではありませんから。」と恥ずかしくなっていた。

製造量を増やすことで、お店の常連さんにご迷惑をかけたくないという思いから、即答も出来ない。販売員の手配その他準備が必要なので、数日時間をもらうことにした。
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# by paomama | 2006-07-11 04:01 | 天然酵母パン
2006年 07月 06日

パン屋さんのちかちゃん

2003年10月、急にふってわいたお見合い話のように、今のお店の話が来て、バタバタと進み、2004年2月オープン。
あっという間に2年半。

裏手のパン屋から、表通りに越してきて、始めは通いの生活に少々疲れ気味。

引っ越した時、みりは4年生、てつせいは1年生、ちかはまだ2歳半。
まだ、おむつをしていた。

引っ越してしばらくは、家事と仕事との両立に少々疲れ気味。
昨年は何度引っ越したことを後悔したことか、
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朝4時頃、仕事にいこうとすると「ママ行かないで」とちかが後追いをする。
まだ3歳の子供には「ねんねしていてね。」が通じない。

みりに声をかけて「ちかをお願い。」と頼む
ちかも半べそで「ママ、バイバイ・・・・」としぶしぶ納得。

2月の朝4時ごろは真っ暗。
わずか2~3分の距離を自転車で走る。
後追いを振り払ってきたことで胸が苦しい。

「私は母親なのに・・・」と切ない。
パンを作りながら切なくて涙があふれそうになる。

夫はもくもくと仕込んでいき
ミキサーの音だけが工房にひびく。

子供のことに想いが向くといたたまれないので、なんとか・・・・と考えた。

「そうか!ちかが起きてしまったら、お店に連れて行けばいい。」
寒かったらマフラーぐるぐる巻きにすればいい。」そう思ったらすっと楽になり、

早速次の日「ママ行かないで」と3時30分頃目覚めてしまったちかに
「ママとお店に行こうか。」と暖かくいっぱい着せて出る。

2月の4時ごろは真っ暗で寒い。
「ちか、お星様がでてるね。」自転車でわずかな距離。
さすがに3歳児を自転車の後ろに乗せているのはかなり変!

パン工房にちか来ると
「パパ!」と夫のところに駆け寄ると「何だよ~!」と言いながら夫もうれしそう。

かなり贅沢な話だけれど、パオは裏でやっていたときはずっと子供がそばにいて仕事をしていたので、ちびが工房にいる風景はなんかうれしい。

それでも2時間もすると「ママ眠くなっちゃった。」とちか
バックヤードにあるキャンプ用の簡易ベットを作り、ちかはお休みタイム。

その後、みりと哲も工房に来だした。
みりと哲のくだらないケンカが始まり、うるさくて仕事にならない。

と、いう事で以前のままパン屋をしていたらもっと大変だということが解り、引越しは正解。

しばらく、ちかと一緒の出勤は続き・・・・。
最近は大きくなって、遊びが活発なせいか、全く起きない。

ちかちゃんも来週の日曜日5歳になります。
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# by paomama | 2006-07-06 12:49 | 天然酵母パン
2006年 07月 05日

トマトときゅうり

流山からパンを買いに来てくれる佐々木さんが、なにやら野菜でも入ってそうな袋を持ってお店に入ってきた。

「食べて。」とどさっと、レジ台の上に袋を置く。
見れば、トマトときゅうりが山の様に入っている。

「いつもおいしいパンを焼いてもらっているから。」と、

「えーこんなにたくさん!」野菜大好き大家族の我が家には、たいへんうれしい贈り物。

佐々木さんは、パオが裏手でお店をしていたときからのお客様。
引っ越してからしばらくお会いしていなくて、

昨年末、大きなおなかをして買いに来てくれたのは3~4年ぶり位。

3歳になるお子さんがいて、仕事もして、毎日大変で、パオに来ると
「朝早くからがんばってるなぁ」と励みになると言っていた。

今年に入ってから、頻繁に買いに来てくれる。
彼女のお気に入りは全粒粉の食パン。そしてパオの焼き菓子。
素朴な味と日持ちがするのがいいと言う。

「本当においしいよね。私なんかどうしてこんな味がするんだろうと、全粒食パン1枚をまじまじとながめているんだよ。」なんてうれしいことを!

「埼玉の農家さんから頂く農林61号という小麦を石臼でていねいに引いて、ほら、あんな風に振るって入れてるの。」ちょうどスタッフが粉ふるいをしていた。

「だからおいしいんだね。」と納得

朝早くからがんばっている夫にすかさず
「シェフ!おいしいって言って下さっているよ。」売り場の空気を工房内に流すのは私の役割。
こもって仕事をしているから、なかなかお客様の声が聞きにくい。

こんな風に言ってもらえるときほど、お客様と製造の人間をつなげたいといつも考えている。
「有り難うございました。」夫もちょっとうれしそう。
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# by paomama | 2006-07-05 07:39 | 天然酵母パン
2006年 07月 01日

おー君の一日

変なタイトルだけれど、毎週土曜日はずっとおー君が手伝いに来る。

おー君は奥さんも子供もいるサラリーマン。
そしてパンが趣味。

おー君と知り合ったのは今から4〜5年前の事。
夫のパン講習会に二回も参加してくれた。

それ以前もパン教室にはずいぶんお金をかけたようだ。

初めて彼に逢った印章は「さわやか好青年」といった風。
3年前に「パオで働きたい」と相談された時は、おとなしい雰囲気にパオでは無理だろうと柔らかく断った。

そして、昨年の11月の講習会に参加してくれた彼は数年で別人の様に力強くなっていた。それはお子さんも大きくなったり、家族を養う責任感から来るものだと感じた。

そして、今年の1月から毎週土曜日6時からの実習が始まった。

仕事も忙しいらしく、寝るのが2時位になることもあったらしいが、
「来る」といったら来る。

半年間パオで毎週土曜日は掃除とかたずけに徹する。

パオも10年いろんな人と関わっているけれど、こんなにも実直な人は知らない。
「これじゃぁ、きっとサラリーマンは大変だろうなぁ。」と思う。

パンがやりたければやればいい!

「でもね、家族を養わないと・・・。」そう思うのだろうけれど、
「人生一度だよ。自分の思った事がつら抜けければ一番いい。」そんな話をした。

夫が楽しければ、家庭も楽しい。
そして、家族も楽しい。

美人な奥さんをもっているおー君。
君の人生は女房次第。

この半年間、今の仕事での悩みも随分あったようで、一時ぐっとやつれた。

その原因はパオと仕事の両立かと思っていたが、どうも違うようだ。
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# by paomama | 2006-07-01 22:30 | 天然酵母パン
2006年 06月 30日

モルトの日

パオでは、2週間に一度「モルトの日」がある。
市販のモルトは使わずに、モルトも作る。

麦芽から煮出してモルトエキスを絞るというもの。
仕込んでから7時間かかり、オーブンを使うので待機していなければならない。

低温で仕込むので、営業日には出来ない。(パンを焼いている日のオーブンの温度は、夕方でも130℃位しか下がらない。)

当然休日返上となる。
そして、その間は日頃で出来ない部分の掃除となる。

お店の床や外回り、オーブンガラスを洗ったり、お店のエアコンフィルターを洗ったりとピカピカ!

そして、7時間後煮出された麦芽を丁寧にしぼり、出来たエキスがモルトエキスなのだ。

市販のモルトと全く違うので、ゆるやかな発酵をパンがする。

時間をかけたゆるやかな発酵をしたパンは、それはそれはおいしいのだ。
風味と味わいが違う。

ん〜!そんな文章を書いていたら、全粒粉のどっしりとしたカンパーニュにオリーブオイルをたっぷりかけてほおばりたくなってきた。

ではでは、一番全粒粉の多い「ファーマーズブレッド」じゃがいもから起こした天然酵母に岩手産南部小麦と埼玉産農林61号というもちもち系の二種類の全粒粉を65%配合した田舎パンを食べたくなってきた。

土曜日限定なので土曜日まで我慢しよう。
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# by paomama | 2006-06-30 06:04 | 天然酵母パン
2006年 06月 29日

パン屋の女房

夫が私のブログを見て「なんだ、お前のブログを読むとすごい亭主想いの、ダンナを立てたいい人ふうだゾ。もっと本当の事を書かなきゃ。」と言う。

「たとえば、常にお店を仕切っていてダンナをタダでこき使うとか。」

「え〜!!!」

「そりゃあ、いろいろ勝手にはやってるとは思うけれど、朝3時から働いている貴方に合わせて、私だって朝は気を使っているんだよ!」と言う。

すると、朝だけ気を使っていた自分に気ずく。

確かに朝4時から私も動いているけれど、パンに関しては夫に言いたい放題なのだ。

最近は大きな喧嘩はしないものの、裏でお店をやっていた時には近所が離れていることをいいことに時々派手な言い争うをした。

原因はいつも「パンのこと」
品揃えの事やスタッフのことが原因で、意見の食い違いからエスカレート。

子供の事での喧嘩はほとんどない。(ほったらかし?)
いえいえ、子供は当時はまだ小さくて

その上「誤字脱字だらけだゾ」とのこと、確か〜に!

言い訳として、製造、販売、経理(これが苦手)家事、育児とグチグチ・・・、
と言うと、「な〜に、じっとしていられないクセに」と夫

最近はお店が忙しいので、休日の朝は目がさめると足が痛くてじんじんしている。
夫はしょっ中、背中が痛いだ、なんだと言っている。

「朝、お前が店に来て俺が倒れていたらどうする?」なんて事ばかり言う。
こだわってるパンを焼いている割には、なんか間抜けな会話。

お互いへろへろで仕事をしていると、喧嘩もしない。

そうか!パン大好き、接客大好き人間の私は毎日たくさんのお客様と会話することで、
夫のささいな言葉に反応しなくなったのだ。
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# by paomama | 2006-06-29 05:51 | 天然酵母パン
2006年 06月 28日

ちかバレエ初体験?

4番目のちかは大の鏡好き。
引っ越したばかりの一昨年、売り場の隅にある鏡を当時3歳だったちかはお気に入りで、しょっ中覗いては「ちかかわいい?」と遊んでいた。

七五三の時もまだドレスは無理だろうと思っていたものの、選ばせて着せた瞬間、お人形さんみたいに大人しくなり、赤い靴をはいてジッとしていた。

その時はまだちかのナルシストぶりには気ずいていなかった。

偶然、近所の幼稚園でバレエの体験レッスンがあるというので、申し込みをして昨日いってきた。

4時からということなので、バタバタと製造を済ませ、ラスクを新人さんと袋詰め、3時40分に,残りの袋詰めと売り場をスタッフにお願いして、大急ぎで自転車で保育園に。

園庭で遊んでいたちかは、赤白帽にどろだらけ。

近所の保育園だから知っている人も入るはず!
大急ぎで自宅に戻りさっと着替えさせ、いざ!バレエ!

ぎりぎりセーフで間に合い、レオタードを借り着替えさせ、すでに集まっている子供の中に入れようとすると、じっとしてもじもじくんになってしまい、石になってしまった。

仕方なく、そばによると抱き着いてきて、しばらくだっこしたまま、おゆうぎのようなレッスンを見ていた。

15分位そのまま座ってだっこして見ていた。

まだ、お店の仕事がいっぱいある4時頃、小さい子供をだっこしていられる。
今年に入って、本当に忙しくって、朝4時からお店を閉める7時半まで、自宅とお店の往復でまるでトライアスローみたいだった。

スタッフも慣れてきて、さらに新人さんが加わって、こんなゆったりした時間をもらえて有り難いなぁと感じる。

当のちかはバレエに参加することなくもじもじしている。

少し離れて椅子に座ってだっこしていると、音楽に合わせて、身体をゆすり出した。
結局、レッスンに参加は出来なかったものの、「さあ、帰るよ」と手を引くと、なごり惜しい風?

お店に戻ると「ママが悪いんだよ」という。
「ちかはもっとバレエを見ていたかったのに!」と言う。

そして、お店のバックヤードでバレエをしているお友達の絵を書き出した。
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# by paomama | 2006-06-28 06:09 | 天然酵母パン
2006年 06月 25日

これからのパオのパン

パンを焼きはじめて11年。
次女(みり)をお腹に授かって始めたパン作り、みりの年齢が私のパン暦。

お店になって10年目。みりは来年、中学生。

酵母を起こすことにハマって、毎日毎日パンを焼く
初めはぜんぜん酵母を起こせなくって、固いおいしくない物体を焼いていた。

さらに家族は2人増えていて、パンで育てさせてもらっている。

2004年に現在のお店に引っ越してから、毎日が慌ただしくて
「自分達の生き方として始めたパン」というものを見失っていた。

夫にはずっと「自分が表現したいお店は違う。」とずっと言われていた。
時には、パンの事で大げんかになることもしょっちゅうだった。

引っ越して、毎日をこなすことで精一杯だった。
3人の子供の事、家のこと。

自分で酵母を起こして国産小麦にこだわって全部のパンを焼く。

10年近くずっと種継ぎをしている夫は、パンを始めたばかり顔とは全く違う顔になっている。

私はパン屋の女房として夫のパンを解っていなかった事に気ずく。

「もっとパンの絞り込みと明確なコンセプトが必要。」
夫にはいつも言われている。

「でもここは松戸だから」とあいまいにしていた私。

新店舗も3年目に入り、集客が増えた。
売れているものは夫の言うようなパンばかり。

「松戸だから」なんて失礼な考え方をしていた自分を反省する。

今後は10年前、私達がパンを教えて頂いた「ノヴァ」に訪れた時のような感動をお客様に伝えられるようなパンの品揃えを考えていきたいと思う。

これからのパオをお楽しみに!

(今日初めて先日買ったMBTをはいて夫と往復一時間近く歩いてみた。靴底が厚くて、クッションがいいので、すごく歩きやすい。歩いた後は運動をした後のような爽快感が身体に残る。久しぶりに夫といろんな話をした。)
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# by paomama | 2006-06-25 15:31 | 天然酵母パン