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パオのパン生活

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2013年 01月 02日

母に会う。

私の実家は駅から、少し離れている。駅からはバスを使い、さらにバス停から5分ほど歩く。
普段、バスにほとんど乗らない我が家の子供達は小さい頃、とても喜んだ。
昨年のお正月は母は退院したばかりだったので、年始は控えた。
また、いつも兄が最寄り駅まて迎えに来てくれていたので、バスで行くのは久々。電車の乗り継ぎをして、ようやく着く。
バスの時間まで、目の前のブックオフに入る。それぞれが好きに見る。
せっかちな夫がいない道中、三人で、まったり、のんびりの行き道。
10時半に出て、実家に着いたのは12時20分 。
実家には、母以外は誰もいない。
兄のお嫁さんの実家に行っていて、留守番を頼まれたのだ。
おっきなお寿司を宅配してくれていた。
母は10年前に老人会のトラブルから引きこもり、激やせしたのち、一昨年の暮れ、いきなり食べだした。
それが、異常なくらい。痴呆の一種と考えられて入院をした。
母に会うのは、お盆以来だ。
介護認定を受けている母は、誰かが訪ねてきても対応が出来ないので、実家の鍵を預かっている為、自分で鍵を開けて入る。
二階にいる母に声をかけた。
しばらくぶりで会う母は、以前よりもずっと元気で、スタスタと歩いている。
私が小さい頃、病気がちな兄にヤキモチをやきながら、母への依存が消えない生き方をしていた。
それは、大人になっても消えなくて苦しんだ。
今にして思えば、なぜ、あんなに母に認められたかったのか?
子供の頃のトラウマ。
今は、全て消えている。
29才の時、三重県の室町時代からあるお寺に内観をしに行った。
それは、夫への感謝を知りたかったから。けれど、一週間の滞在では母と父親で終わってしまった。
けれど、その時に母への トラウマは消えたのです。
今はもう、80才になる少し痴呆の入った母。
帰りには、子供の頃ひがんでいた自分を反省しつつ、母を抱きしめる。
「また、来るからね。」そう、伝える。
母に会う。_a0072505_2257587.jpg


by paomama | 2013-01-02 21:46


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