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パオのパン生活

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2010年 07月 13日

大切なお客様

久々にお店に常岡さんご夫婦がパンを買い来てくれた。
裏手でお店をしていた頃からのお客様で、
初めてテレビで紹介された東京12チャンネルのパン特集を見て、
なかなか解りずらい場所なのに、一度で来れたと感激しまくりだったお客様。
もう、12年のお付き合い。

元々、ハード系、と言うより
ライ麦パンが大好き、一年中ライ麦パンでもいいというお客様。

以前から、まとめて1か月分を買いに来てくださって、
それは、みごとな買いっぷり。
ライ麦30%、50%、100%、
全粒30%、65%、
フランスパン生地の食パン、玄米食パン、など全てホールで買ってくださる。

昔から、常岡さんが来るとライ麦パンが足らなくなる為、
以前は、そろそろ常岡さんのパンの日っぽいなぁと言う日は、
種の計量前にお電話で客年させて頂いていた。

今日は、ライ麦も全粒粉のパンもいろいろ揃っているし、雑穀パンもある。
Sさん好み満載の日。
いつもの定番をバンバン選ばれて、お会計をすませてから、
新商品のライ麦80%をお話しするのを忘れていたことを思い出した。
けれど、半分だけ裏にはねてあり、
・・・・と、いうのも、商品化1ヶ月で大人気。
一度、買って頂いたお客様、ほとんどリーピートしているので、
最後のハーフを隠しておいたのでした。

「Sさん!すごいラオ麦パンが出来たんですよ。
ライ麦が80%なんだけれど、皮ががっちり、むにむにしていて、もっちり、というか
歯に粘るくらいの粘りがあって、ライ麦50%とも100%とも言えない酸味があるんです。
また、その酸味がいい感じで、この蒸し暑い時期に、すごくおいしく感じるんですよ。」

「え~!ぜったい頂戴!聞いただけでよだれが出そう!」と満面の笑顔。

「今日はね、朝から主人が、今日はパオパン行くんでしょ!って、何度もいうのよ。」
と嬉しいお言葉。
常岡さんご夫婦は以前は鎌ヶ谷に住まわれていて、今は野田にお住まいだ。
パオには駐車場が無いので、わざわざダイエーさんに止めて、歩いてきてくださる。

そんな常岡さんのご主人は、以前はライ麦は苦手、
パオに来始めた12年前は、ご自分の分を一か月分5千円位買いに来てくれていた。
ご主人の分は、違うパン屋さんに白いパンを買いに行っていた。
ある日、「いちいち一つ白いパンを買いに行くのが面倒なのよね。」
ということで、イギリスパンやぶどうパンなどソフトなパンをお勧めして
買って頂いたあたりから、ご主人も少しずつ慣れてきて・・・・

気がつけば、ライ麦大好きご主人になっていた。
で、当然、常岡家のパオパン代は一ヶ月一万円位になっていて、
当時、「すごいですね・・・。」と唖然とする私に
「でもね、うちの朝食はパオパンと珈琲だけなのよ。サラダもスープも無いのだから
おいしいパンじゃないと駄目なの。」と笑顔でこだわりを話してくださった。

ダンボール箱に山のようなパンを、常岡さんはご自宅に帰ってから、
ライ麦30、50、100%を1枚ずつ3枚のセットでラップに包む。
全粒30、65%を1枚づつ2枚のセットでラップに包む。
ぶどうパン、ふらんす食パン2枚のセットでラップに包む。
・・・・・を全部作り、丁寧に冷凍して、毎朝、好みのセットを解凍して珈琲を入れるそうで、
なんとも丁寧に召し上がってくださいます。

その話を12年前に聞いたときには、すごい人がいるもんだな~と感心していた。
そんな付き合いも、ここまで来ると、お友達とも親戚とも兄弟とも違う
不思議な関係・・・。毎朝、私達の育てた酵母で焼いたパンをずっと食べている。
考えただけでも、かなりすごいこと。

やっぱり、毎朝食が添加物いっぱいのパンより
100%ピュアで国産小麦100%のパンなら、身体にもいいでしょうね。


・・・夜、風ちゃんのお散歩中に、携帯に常岡さんから
「ライ麦80%、すごいよ~!やったね!・・・」の大絶賛の電話。
「もう、3枚しかないよ!」と・・・。

ありがたい一日でした。

by paomama | 2010-07-13 23:27 | 天然酵母パン


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