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パオのパン生活

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2012年 03月 17日

菊地さんが来てくれました。

北海道に住む菊地さんが、4年ぶりに来てくれました。
朝9時頃、電話があり、
実家の南柏に、家族で来ているという。聞けば3人目が生まれて、そのお子さんも2才になるとのこと。

「午後から伺います。」と、電話を切る。

菊地さんは、夫の一番弟子と言っていい人。
3年生になるお姉ちゃんが生まれる前からの、お付き合い。

初めは、天然酵母の会のメンバーさんとして知り合いました。
パンに対して一生懸命で、講習のある度に、北海道から出て来ました。

初めてのお子さんの妊娠中も来ていて、二人目のお子さんの妊娠中も、お姉ちゃんを実家に預けて参加。
さらに、二番目のお子さんが生まれてから、三ヶ月の時もオンブして参加。時折、私がオンブを交代。

それは、いいパンを焼く。

あんまり一生懸命だから、夫も教え方に力が入る。

数年前、あまりに一生懸命な娘に、ご実家のお母さんが、オーブンを買ってくれました。
それも業務用の大きな、ドーコン付きの立派な新品。

それは美味しいパンが焼けると喜んでいました。

その後、下の男の子が3才になる頃、やんちゃな息子に手がかかり、パンが焼けないストレス。行き詰まって連絡をくれた。

当時、私は超忙しくて、子供達に手が行き届かない自分を責めていた為、

「パンは逃げないから、お子さんに時間を費やしてあげてね、」そう 伝えると、彼女は納得してくれました。

時として、パンで知り合った人達は、友達以上な気がします。
友達以上に、わかり会える。
何年も会っていなくても、全く違和感がない。

午後、家族で来てくれた裕子さんは、すっと私に抱きついてくれて、「侑莉子さん、よかったね。」何度も繰り返しながら、目を赤くしてくれました。

私の脳裏には、数年前から昨年での自分を思い出し、涙が頬に溢れるのを止められませんでした。

裕子さんは、しきりに始めてパオに来た時のことや、酵母パンを教えてもらったこと、今もパン焼きが楽しくて仕方がない。と、嬉しそうに話してくれました。

3番目の男の子は、2才。
元気マンマン。雨の中も平気で、水溜まりに入って行った。



いろいろあったけれど、
天然酵母パンに出逢えて、
私は、幸せです。

余りに、利用する人ばかりだったから、



ありがとう。
裕子さん。

菊地さんが来てくれました。_a0072505_19174653.jpg


by paomama | 2012-03-17 22:43


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